山手線の路線の秘密とは!?内回り、外回りについてや新駅をご紹介

山手線の路線の秘密とは!?内回り、外回りについてや新駅をご紹介

皆さんは、山手線に乗車された事はありますか?山手線と言えば東京の都心部をグルグル1周しているJR東日本の鉄道路線で、首都圏にお住まいの方や出張や旅行などで東京を訪れた事のある方はご存知だと思います。

山手線は新宿や渋谷、池袋といった大きな駅を結んでおり、東京都内では非常に利便性の高い鉄道路線となっています。

そのため、山手線は始発から終電まで一日を通して乗降数が非常に多く、車両も11両つないでの運転で、運転本数も限界まで詰めて運行されています。

そんな山手線の特徴について、いくつかまとめてみましたのでご覧ください。

山手線は実は環状路線ではない?!

先述の通り、山手線は都心部をグルグル1周している鉄道路線です。山手線の駅で路線図を見ていただくとわかりますが、山手線の起点となる大崎駅から各駅を結んで大崎駅に戻ってきます。また、山手線の時刻表を見てみるとほとんどの列車が大崎駅から大崎駅までの1周運転となっており、これだけを見ると山手線はグルグル環状運転をしているかのように見えます。

乗客が利用する上では山手線は紛れもない環状路線なのですが、路線の戸籍上、品川駅から東京駅までは東海道線、東京駅から田端駅までは東北本線となっており、そこから先の田端から品川駅までの区間が正式な山手線の区間となっています。しかしこの区間でも山手線の電車は数分おきに走っています。

どういう事かというと、これらの区間は、利用客向けには「山手線」という名称で運行しているが、路線としては東海道線と東北本線の線路を借りて運行している、という扱いになっているのです。

線路を借りていると言っても、東海道線や東北本線とは別扱いで、山手線単独で独立した線路やホームで運行されているので、普段利用する際に「ここは東海道線」「ここは東北本線」と意識して乗車する事はありません。

ただ、これらの区間は東海道線や東北本線の線路と山手線が並行して走っているので、様々な列車が行き交う車窓を楽しむには楽しい区間だと言えるでしょう。

隣の駅まで遠回りしても、初乗り運賃

山手線を利用された方はご存知かと思いますが、山手線は「上り」「下り」といった名称は使わずに「内回り」「外回り」という呼び方をします。「内回り」=「下り」で、「外回り」=「上り」です。しかし山手線はグルグル一周している路線なので、内回りに乗っても外回りに乗ってもいずれは目的の駅にたどり着くことになります。

実はこれに関連して、山手線内の各駅を利用する際、乗車駅から内回り経由でも外回り経由でも同じ運賃で乗車する事ができるのです。

例えば東京駅から上野駅まで山手線に乗車する際、乗車距離が近いのは「内回り」なので、通常利用する場合はこちらを選択します。運賃は160円ですが、実は東京駅から逆向きの外回りに乗車し、品川駅や渋谷駅、新宿駅等を経由して上野駅まで乗車しても運賃は同じ160円なのです。

この場合、内回りで乗車すると上野駅までは8分ほどで到着しますが、外回りに乗って上野駅までいくと1時間近くかかります。

鉄道好きな方で車窓をのんびり楽しみながら乗車したい方、昼寝しながら行きたい方にはもってこいの乗車方法かもしれません。この運賃のルールを利用して、大都市近郊区間を初乗り運賃で1周乗車できる「大回り乗車」という乗り方も巷では有名です。

 

山手線に新駅ができる


このように様々な風景があり、調べてみると結構面白い山手線ですが、都心部を走っていることもあり、距離の割には駅と駅の間が結構短いです。特に有楽町駅と東京駅の間なんかはすぐに着きます。

しかし、中には結構駅間が離れている区間もあって、特に品川駅と田町駅の間は山手線でも距離があり、電車も90キロ近くのスピードで走行しています。この区間には東海道線の車両基地があり、周りはビジネス街となっているのですが、この区間に2020頃に新駅が誕生する予定です。

品川駅には新幹線が通っていますが、この新駅は将来開通するリニア新幹線の始発駅としても検討されています。また、新駅予定地の周りは現在宅地や都市機能などの開発が進められている地域であり、新駅開業後の都市機能の活性化が期待されています。

新駅の駅名は「高輪」「泉岳寺」「港南」などと噂は絶えませんが、2020年に予定通り開業すれば、山手線の新駅としては1971年の西日暮里駅開業以来、実に49年振りの新駅となる予定で、非常に注目を浴びています。

まとめ

以上、山手線についてその裏話から新しい話題まで、いくつかの注目点を取り上げてみました。何気なく利用している際には気づかなくとも、知ってみると次回に乗車された際に少しだけ違う目で乗車できるかもしれません。開業以来何年もの間、東京都心で乗客を運び続けてきた山手線ですが、周りの景色が着々と変化しながら、これからもその役目は変わる事なく利用され続けることでしょう。